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阿字の子 [仏教]

 阿字の子が阿字のふるさと立ちいでて           
   また立ち帰る阿字のふるさと (弘法大師)

お大師さまは「阿字は一切諸法本不生の義なり」と説かれています。
阿字は不生不滅の理法身大日如来そのものをいいます。
即ち、大日如来様とはあらゆる生きものの命の根源であり、智慧であり、慈悲心です。

上記の御詠歌は、甥にしてお弟子であった智泉大徳が若くしてご逝去されたときに、
お大師様が読まれたとされていますが、
一説には智泉大徳が、嘆き悲しまれるお大師様の夢枕に立たれて、
詠まれたとも言われています。

 苦しいかな、痛いかな、狂酔の人 
 痛狂は酔わざるを笑い、酷睡は覚者を嘲る 
 かって医王の薬を訪わずんば 
 何れの時にか大日の光を見ん   (弘法大師)

阿字観
IMG_4401.JPG







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シンガポールの娘

先日第一回目赴任にお世話になった方と偶然会い喜んでいた矢先、やはり1回目赴任時にお会いした方の訃報を聞き、ショックを受けております。紅葉したもみじに感動し、阿字のご詠歌阿字観を見せて頂き少し落ち着きました。自然とは本当に計り知れないものですね。
by シンガポールの娘 (2012-11-29 21:41) 

持水

失った悲しみはさることながら、
あの日、あの時に出会った不思議、
共に生きた日々、
思えば、常に癒されていた、微笑ませてくれた。
有難う、有難う、有難う…。



by 持水 (2012-11-30 19:00) 

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