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大地の瞑想 [仏教]

最近、チベット仏教僧トゥルク・トンドゥップの『心の治癒力』を読んでいます。

「第十章 自然のエネルギーによる癒し」の「地」について紹介致します。
  母なる大地は、よきも悪しきも、強きも弱きも、すべてを大いなる寛容の心で受けとめる。大地は、繁栄があろうが、没落があろうが、いつも変わらずそこに存在している。大地は、太陽が輝くときも、嵐が荒れ狂うときも、平和に満ちており、昼も夜も変わることがない。それはわたしたちの確固たる土台、家である。 
注意深く、尊敬の念をもって、地面や砂や岩に直接座りなさい。あるいは、仰向けに横になりなさい。両手か足で、大地に触れなさい。硬さ、強さ、壮大な性質を感じなさい。強固で安定した性質を感じ、それについて瞑想することによって、心は自然にそういう性質を帯びるようになる。 
不安、不安定感、不毛さを引き起こすような、身体の中の不健康なエネルギーが、すべて取り払われてしまったと想像しなさい。大地の無限の強さと一体になりなさい。この癒しの力、わたしたちを支えてくれている大地の寛容さと気前よさに感謝しなさい。

山に入って、竹林の整備に追われる日々ですが、このような心の修養を得られる機会でもありました。これよりは時としてひとり大地に座して瞑想しようと思います。
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