辞本涯 [仏教]
「本涯を辞す」弘法大師性霊集巻第五、38に記される言葉ですが、
お大師さまが、第16次遣唐船に乗船して、
本土最果ての地を去られる時の決意がうかがわれる言葉です。
当に大師は不二の大法を求める為に、死を冒して海に入られました。
この遣唐船の本土最後の寄港地であった島に嫁がれた娘さんと共に、
先頃、信徒さんが訪れられました。
お大師さまの前に立ち、お二人で「入唐求法和讃」を奉詠されたとのことです。
不惜身命 一筋に 涛路はるか唐の国
恵果阿闍梨の室に入り 伝う真言大秘密
ひとえにお大師さまのこの「辞本涯」の覚悟がなければ、
今の真言宗はあり得なかったことでしょう。
南無大師遍照金剛
お大師さまが、第16次遣唐船に乗船して、
本土最果ての地を去られる時の決意がうかがわれる言葉です。
当に大師は不二の大法を求める為に、死を冒して海に入られました。
この遣唐船の本土最後の寄港地であった島に嫁がれた娘さんと共に、
先頃、信徒さんが訪れられました。
お大師さまの前に立ち、お二人で「入唐求法和讃」を奉詠されたとのことです。
不惜身命 一筋に 涛路はるか唐の国
恵果阿闍梨の室に入り 伝う真言大秘密
ひとえにお大師さまのこの「辞本涯」の覚悟がなければ、
今の真言宗はあり得なかったことでしょう。
南無大師遍照金剛
2013-07-22 21:17
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