木組み（斗栱）

ルーターのサイレンの様な大音響の原因の一端が、
金属製の作業台に振動が伝わり反響していることが分かりました。

手近にあった台を補強して、
大工の山本さんに取り急ぎ代用のルーター作業台を作っていただきました。



また木組みの大斗を、１２㎝角の柱の上端を落として作ろうと思っていましたが、
背割りしてある柱材では使えず（当然ですが…素人の無知です。）、
こちらも急遽、大工さんにお願いして、温存していた日之谷山の桧材を製材してもらうことに…
帯ノコは無いのでチェンソーで両端を切り落とし

カンナで化粧


墨付け

丸ノコで裁断

出来た大升を使って、斗栱を仮に組んでいただきました。

中央の方斗が不足していますが、下から、大斗、肘木、巻斗、絵様肘木（彫刻予定）です。
建前まで、資料館に飾っておきます。

大工さんにとって予定外の忙しい一日でしたが、
構造材の刻みも進んでいました。
角のみ機を使って柱に腰貫のホゾを作ってられます。