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大峰奥駈行③ [神仏と法要]

持慧です。

5月27日(金) 奥駈行最終日


本日は

行者還岳の小屋を出発→七曜岳→国見岳→大普賢岳→
小普賢岳→阿弥陀ヶ森→伯母谷覗→柏木道にて下山→
柏木からバスに乗り帰宅

のコースで参ります。

(前日の会話)

持「明日は雨ですね。」
塩「行(修行)やから別にええねん」

ただ、あまり撮影出来なかったので写真は飛び飛びになります。

CIMG4235.JPG

出発前の朝カレーで腹ごしらえ。  3:20



行者還岳を越えてしばらく進んだところで、

CIMG4240.JPGCIMG4242.JPG

「七つ池」です。看板に書いてあるように「鬼の釜」とも言われています。
かなり深い水なし池です。理源大師様がここで大蛇を退治された、とのこと。  6:15

CIMG4244.JPG

行場を登る塩路先達。  6:50

CIMG4245.JPG

雨の中、なんとか記録に残そうと撮った道中の一枚。  7:40

CIMG4247.JPG

非常に厳しい行場「薩摩転び」を抜け、(写真なし)
大普賢岳、小普賢岳を抜けたところにあるシャクナゲの原生林です。
腐った檜の上から生えており、このような場所は他では屋久島ぐらいだそうです。
天然記念物級で花が咲いているときは「楽園みたい」だそうです。  8:00

CIMG4250.JPG

「女人結界門」ここから先は山上ヶ岳への参道となります。
今回はここを右に曲がり、柏木道へと下山します。  9:00

CIMG4251.JPG

阿弥陀ヶ森を抜けた先の「伯母谷覗き」です。
絶景だと思われますが生憎の天気で何も見えません。  9:30

ここからはひたすら下り道です。

CIMG4254.JPG

降ったり止んだりの雨をしのぎつつ、
「もうすぐ下山や!」と上がるテンションで気力を保ちつつ、
3時間後、ほぼ下界まで降りてきました。
ここはかなり古くから続いている植林地帯だそうです。
非常に綺麗で太くて高い吉野杉や檜が立ち並んでおり、圧巻でした。
山師でもある塩路先達は殊の外上機嫌でした。   12:20

CIMG4256.JPG

下山ほぼ手前の社です。村の鎮守さんかと思われます。  13:00

CIMG4258.JPG

柏木登山口まで降りてきました。下山です。  13:10

ここから少し歩いた先のバス停からバスに乗って帰宅しました。


今回終えてまず何より湧いてくるのが感謝の気持ちです。

塩路先達や神田さんは元より、
道をつけてくれた人、階段をつけてくれた人、ロープをつけてくれた人、
鎖をつけてくれた人、道標を置いてくれた人、枝に目印のテープを巻いてくれた人、
水場を作ってくれた人、小屋を建ててくれた人、社や御像を建ててくれた人、・・・

正に枚挙に暇がありません。
本当に色んな御縁に支えられてお参りさせていただいたと思います。

そして、何より神仏の御加護に感謝です。

最終日は生憎の雨でしたが、翌日の大雨(台風接近の為)を思えば
間一髪セーフというところですし、また、私が山に慣れて
雨天でも動けるようになるのを、この日まで待っていただいたのだと思えます。
その他、数えきれないほどの御加護により、怪我なく無事終えることが出来ました。

どんなしんどい事があっても
「行やから仕方ないな」「行やから別にええねん」
で納得しながら歩んで行ける力を分けていただきました。

重ね重ね感謝の一言に尽きます。

ありがとうございました。

合掌


持慧 拝



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