汝を如何せん

谷間に沿って折り重なって倒れている竹、
他人様の竹林ですが、聖七母稲荷明神境内に参詣するのに、
まともに目に入ってきます。
「虞や虞や、汝を如何せん。」ならず、
「竹よ竹、汝を如何せん。」の心境です。


今日も、千手観音供養法要の後、
時間があったので、竹林を整備しました。

やっとここまで来ましたが、
その延長は未だこんな状態です。

今日は終わり際に、急傾斜を滑り落ちました、
そのうち止まるだろうと高をくくっていましたが、
差に非ずで、手を伸ばしてかろうじて枝につかまりました。
およそ１０ｍ位下へ落ちたので、後、下りるのは楽でしたが…

先の谷間を前に、綺麗にしたい気持ちと、たじろぐ気持ちが交錯しています。
四面楚歌の項羽のように進退窮まった訳ではありませんが、
断じて進む？断じて退く？
汝を如何せん？

コメント 2

なんですと！庵主さんお体は大丈夫ですか？！天候も不安定で滑りやすくなっていたんでしょうかね・・・。どうぞお気を付け下さい。久しぶりの極寒の日本、堪能できました。お世話になり有難うございました。こちらは２９度。暑いです。
by シンガポールの娘 (2013-01-18 19:48) 

常夏の国もいいですね。住まいは常に足下、常住三宝には中々至りませんが、ともあれ仏の国に住まいしているのは確かでしょう。長靴が滑りやすくなっているのか、ともあれ、経験と工夫を重ねて、踏ん張りどころを体得するのも良いかと思っています。
by 持水 (2013-01-19 23:26)