巻斗・方斗

丸ノコとルーター（１８㎜サジ面及び１５㎜ストレートビット）を使って木組みの巻斗、方斗を作りました。

巻斗１８個


方斗４個


梁の刻みをする大工の山本さん。

継ぎ手（鎌）


背割り材を購入してしまったので蟻に少々難点です。

ホゾ

木組み（斗栱）

ルーターのサイレンの様な大音響の原因の一端が、
金属製の作業台に振動が伝わり反響していることが分かりました。

手近にあった台を補強して、
大工の山本さんに取り急ぎ代用のルーター作業台を作っていただきました。



また木組みの大斗を、１２㎝角の柱の上端を落として作ろうと思っていましたが、
背割りしてある柱材では使えず（当然ですが…素人の無知です。）、
こちらも急遽、大工さんにお願いして、温存していた日之谷山の桧材を製材してもらうことに…
帯ノコは無いのでチェンソーで両端を切り落とし

カンナで化粧


墨付け

丸ノコで裁断

出来た大升を使って、斗栱を仮に組んでいただきました。

中央の方斗が不足していますが、下から、大斗、肘木、巻斗、絵様肘木（彫刻予定）です。
建前まで、資料館に飾っておきます。

大工さんにとって予定外の忙しい一日でしたが、
構造材の刻みも進んでいました。
角のみ機を使って柱に腰貫のホゾを作ってられます。

不動尊境内の舗装

３０日に後戻りですが、
院主さん達によるお不動さんの境内の舗装の様子です。
まず鉄筋のメッシュが敷かれました。

狛犬さんの処まで生コンが敷かれています。

日之谷山境内からの光景です。

ほとんど仕上がりです。

電動丸ノコに挑戦

初めて電動丸ノコに挑戦しました。
10,5角高さ７㎝の巻升を作るのに、差し当たり巻斗尻の加工です。
幅１㎝深さ２㎝四方を切断できるように山本さんにセットしてもらいました。


巻斗２０個切断しました。
後は１８㎜サジ面ビットで加工ですが、
ルーターのサイレンのような凄まじい音に恐れをなすと共に、
近所迷惑を考えて思案中です。
最終的には発電機とルーター、作業台を運搬車で山中の掘っ立て小屋に運んでもらい、
山ごもりで作業するしかないと思っていますが…

何かと相談したり教えて貰ったりと、山本さんの手を止めてしまいがちですが、
黙々と墨付けを進められていました。


境内では、舗装をほぼ終えたお不動さんが、
お堂ができるのを待って下さっています。

側溝の捨てコン

２５日、不動堂聖域を囲う側溝に捨てコンが打たれました。



当日は、大阪府森林組合「ウッドベースかわちながの」さんから材木が搬入されました。

側溝掘り

名張別院から戻って立ち寄れば、
不動堂の側溝が掘り終わっていました。


暑い日射しの中、お疲れ様でした。お陰様で不動堂の聖域が明確になりました。

不動尊の移設

昨日、不動堂建築にあたり新しい敷地に、
不動尊をツボイ石材店さんに移設して頂きました。

先ず、お不動さま、狛犬さんに台座より下りていただき、
それぞれの台座を移動です。


お不動さま、供物台の移動

狛犬さんの移動


無事に移設完了です。


狛犬さんの向きを変更しました。これまで以上に威風が増した様子です。

２５～２７日頃に不動堂の材木が大阪府森林組合さんから搬入される予定です。
３０日より、いよいよお堂建築の初挑戦、
模索しながら刻みが始まります。

不動堂基礎工事

間口２３０㎝奥行２１０㎝不動堂基礎の型枠が外されました。

生コンを入れる位置に墨入れをする国分寺院主さん。

鉄筋のメッシュを敷いて

コンクリイトミキサーで混ぜ込んだ生コンを入れて



傍らの花壇では色とりどりの花しょうぶが咲いています。

木組み（肘木、巻斗、絵様肘木）の準備

大阪府森林組合さんに発注した不動堂の材木が搬入されるまで２～３週間、
その間に出来ることをと思って、木組み用の角材をコーナンプロで購入しました。

肘木用に９．５㎝の角材を縦半分に切ってカンナ掛けをされる山本棟梁。

巻斗の製作

山本さん手作りの巻斗が仕上がりました。

一日で絵様肘木９本、肘木８本、巻斗２０個の型取りして下さいました。

先に橋本先生（木彫り塾）に形取りしていただいた木鼻８個を含め後の彫りは私の仕事です。

布基礎工事/型枠

９日に新しい不動堂の敷地に捨てコンを入れ、
翌１０日大工の山本さんが来て下さって布基礎工事です。
生コンを流し入れる型枠作り。

釘打ち機でアッと言う間に仕上がっていきます。



不動堂の布基礎

狛犬さんの基礎

不動堂掘削工事/松杭、栗石

６日、御詠歌の練習の後、
塩路さんに不動堂の掘削工事をしていただきました。

松杭を打ち込みます。



松杭１２本が打ち込まれました・
栗石が必要ということで急遽、
武一興産さんで軽トラの積載量いっぱいを購入しました。


栗石が足らないようで、続きは後日…です。