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南無地蔵菩薩 [神仏と法要]

 今日は月例の子安地蔵さん及び水子地蔵さんの供養法要が国分寺で執り行われました。この世に生誕することなく水子として流れた命。お地蔵様は、闇路に彷徨う幼い御魂を大慈大悲のふところに抱かれ、育てられて彼の岸に導かれます。水子さんだけでなく、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天の六道を彷徨う衆生も導こうと誓願されて、辻辻には私たちがあらぬ道に踏み込まないか見守って下さいます。急がず慌てず時として立ち止まり、我が心の地蔵菩薩様のお声を聞くことを心がけねばと思う一日でした。
オン カカカビ サンマエイ ソワカ
南無地蔵菩薩

送迎(ひるめ)道越の道標。(柏原金属鉄鋼団地内)
上部にお地蔵様がおられる
2008110815570000.jpg

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コメント 2

シンガポールの娘

ひるめと読むのですね。今度このお地蔵様にもお会いしたいです。突っ走り過ぎる自分も足を止めて考えたいです。花馬酔木こそ有りませんがその分、徐々に大きくなってきているバナナの木を見て自然を感じたいと思います。
by シンガポールの娘 (2011-04-24 22:57) 

持水

送迎=ひるめ=大日霊女尊(おおひるめそん)で天照大神のことです。昔、伊勢神宮へお参りするのに、この送迎峠を必ず通ったということで、文政13年にはこの地に太神宮が建てられ大日霊女尊が祭られ、遠く伊勢までお参りに行かれない者はこの地でお参りをすませたともいわれています。
 確かに日の出と日の入りを共に拝することのできる聖地であろうかと思われます。又、一説に、聖徳太子を送迎された地であるとも言われています。
 お地蔵さんを掘った写真の石標には「右はひるめみち 左はだる磨じ」と掘られています。
by 持水 (2011-04-25 17:37) 

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